第128号

平成14年11月22日金曜日
(毎月第2第4金曜日発行)

門田木工通信

さかえ

いつも使う家具だから、いつも見る家具だから 
よりよい家具を作りたい

家 具 製 造
門 田 木 工
門田洋
〒8402102 佐賀県佐賀郡諸富町為重153-10

      電話(0952)47-4069
      FAX(0952)47-5095
アドレス http://www.monda3.com/ 

時節がら
 風がサラサラサラ、『もう少し紅葉をそっとしておいて!』
秋をさらって行きます。
初霜で凍った車のウインドウに、風呂の湯をかけました。
もう、こんな季節?
 大川市内の間家具店の社長さんは80歳。先日お伺いした時の事です。『今、大変だと言うけど、昔はもっと大変な時代があったよ』と言って、社長さんは、木で出来た蝶番を持って来て下さいました。
以前、木工所をされていて、最近整理をしていたら出てきたとのこと。戦中から戦後、物不足の時代使われていた物でした。
楢材で出来ていて、長さ75ミリ畳んだ幅20ミリの小さな蝶番です。昔の洋服箪笥の扉に使われたそうで、驚きでしたが実に良く出来ています。 
その当時、誰もが食べる物にも困っていた時代。釘もなまくら、ベニヤ(合板)も接着が悪く禿げて来るし、塗装も水性で雨に濡れたら禿げてくる。そんな物資も配給制、勿論機械なんて物は無い。また戦時中は、大川に軍の木工所が第五工場程作られ、そこに入っていた事、配給制の中で監視が厳しく、したい事も出来なかった事などのお話しをお伺い致しました。
筑後川を利用して木材が運ばれ、木工の町として栄えた大川。いろんな時代を乗り越え、今の時代が有ることを思い知らされた様でした。
また、景気が厳しいとは言え、物は何でも有る。したい事もチャレンジ出来る。
物が無いから工夫して作られただろう木の蝶番。その蝶番を見ていると人間の知恵を見ているようです。『頑張らなきゃー。』                            栄子

−新製品の紹介(3)−
 前回、前々回と大川工業会10月の展示会で展示いたしました『クローゼット家具』について、ご紹介致しましたが、それに合わせてローチェストを展示致していました。
クローゼット収納と窓下にはチェストを置く事が出来るだろうと言う住宅事情からの発想で、クローゼット家具とトータルでローチェストを展示致しました。
  @前   板−バーチ(樺材)
  A天板・側板−シナ合板
  B塗   装−オイル塗料(環境対応型塗料)
  C面   型−ロンドの面型
奇麗な仕上がりでしたが、もう少し改善すべきところがある様にも思われました。
次回新春展でローチェスト以外のアイテムについても展示したいと存じます。

 

 10月売上ベスト3
   ベスト1−山水85ー6チェスト(NA)
        山水135ー4チェスト(NA) 
   ベスト2−山水ワードローブ(NA)   
   ベスト3−ロンドオーダー