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第128号 |
門田木工通信 さかえ いつも使う家具だから、いつも見る家具だから |
家 具 製 造 電話(0952)47-4069 |
| 時節がら 風がサラサラサラ、『もう少し紅葉をそっとしておいて!』 秋をさらって行きます。 初霜で凍った車のウインドウに、風呂の湯をかけました。 もう、こんな季節? 大川市内の間家具店の社長さんは80歳。先日お伺いした時の事です。『今、大変だと言うけど、昔はもっと大変な時代があったよ』と言って、社長さんは、木で出来た蝶番を持って来て下さいました。 以前、木工所をされていて、最近整理をしていたら出てきたとのこと。戦中から戦後、物不足の時代使われていた物でした。 楢材で出来ていて、長さ75ミリ畳んだ幅20ミリの小さな蝶番です。昔の洋服箪笥の扉に使われたそうで、驚きでしたが実に良く出来ています。 その当時、誰もが食べる物にも困っていた時代。釘もなまくら、ベニヤ(合板)も接着が悪く禿げて来るし、塗装も水性で雨に濡れたら禿げてくる。そんな物資も配給制、勿論機械なんて物は無い。また戦時中は、大川に軍の木工所が第五工場程作られ、そこに入っていた事、配給制の中で監視が厳しく、したい事も出来なかった事などのお話しをお伺い致しました。 筑後川を利用して木材が運ばれ、木工の町として栄えた大川。いろんな時代を乗り越え、今の時代が有ることを思い知らされた様でした。 また、景気が厳しいとは言え、物は何でも有る。したい事もチャレンジ出来る。 物が無いから工夫して作られただろう木の蝶番。その蝶番を見ていると人間の知恵を見ているようです。『頑張らなきゃー。』 栄子 |
−新製品の紹介(3)−
10月売上ベスト3 |